原案・監督:大友克洋 脚本:大友克洋、村井さだゆき 制作:サンライズ 2004年/日本/カラー/126分 DVD (2005/4/14 発売)
スチームボーイ 原作者・大友克洋の手によって映画化された「AKIRA」('88)は、ご存知の通り、日本国内に留まらず、海外のカルチャーにもそりゃぁもう多大な影響を与えた作品です。そんな大友監督が構想9年、総製作費24億円をかけて制作したとなれば見るしかないでしょぅ!!! 精細に書き込まれた背景、蒸気機械の重々しさの表現方法はさすがという感じです。 ストーリー部分は科学技術というのは諸刃の剣だという、ごくありがちなテーマで進んでいきますがそこには様々な人間模様が絡んできて楽しめる一作となっています。 お手軽な内容の冒険活劇なので機械や歯車、噴出する蒸気など、大友監督の映像の丁寧な作り込みをボーっと眺めてるだけでわくわくして面白いです。
製作:ルーカス・フィルム 1985年/アメリカ/カラー/172分 DVD(2005/05/27発売予定)
監督:ジョエル・シューマカー 脚本:ラリー・コーエン 2003年/アメリカ/カラー/81分 DVD(2004/4/2 発売) 廉価版(2005/3/16発売)
フォーン・ブース 携帯電話をフル活用して仕事を次々とこなしていくスチュ(コリン・ファレル)は、妻に発信履歴を見られると浮気がバレてしまうので愛人への連絡に公衆電話を利用します。いつものように愛人と約束をして電話を切ったその直後、利用した公衆電話が鳴り、スチュはなにげなく、受話器を取ってしまいます。「死にたくなければ、電話を切らずに、言うことを聞け」 スチュの悪夢が始まります。電話を切ると誰かが殺されるという絶体絶命の中での密室ミステリー。