◇ 大日野カルコの 「じみつぶ日記。」 〜Vol.59〜 ◇
〜じみ女子絵日記。 じみ女子とオンナの推理。〜
最近めっきり外で、マンガのネームをかく機会がふえまして。
周りで話されてる会話を何気にずっと聞いていると。
女性ってつくづく推理が好きなんやなぁと気づかされます。
「○○さんのバックについてるあのキーホルダーみた!?あれって女の人からもらったんかなぁ!?」
「あそこのお店のランチの味がおちた。シェフの一人が辞めたんかな?」とかとか。
ほんの些細なものやことから女の想像力ってハンパないですよね。
もう推理女何人か集まれば、すっかり場は探偵事務所ですよ。
この時点でどれだけの男性が震えあがってることか。。
わたしも色んなことを推理して話してるので人んこと言えないんですが、
ハタから聞こえて楽しいものと楽しくないものがあるなぁと思います。
いろんなことをムダなく的確にこなしたい素面で生きてそうな人のする推理って凍ります。
逆に、はっきり好きなものがあったりその楽しさ(ムダ)を知って生きてそうな人っていうんかな。
回り道してても気にならない ほろ酔いで生きてそうな人っていうんかな。
うまいこと言えませんが、そういう人のする推理って緩みます。
まぁ↑も推理やし、推理対象にもよりますよね(やはし同性に対する推理の方がシビア)
男の推理と違って女の推理って、ドヤ顔で当てる当たらないの次元でするものじゃない気がする。
愛から憎までピンキリな感情が推理(想像力)で創造するものだとしたら。
同じ想像力を使うのなら、人生にどこかちどり足でほろ酔って
ハタから聞こえて楽しい推理をしていきたいもんです。
2014年3月1日
-PROFILE-
大日野カルコ(ohino karuko)
漫画家・イラストレーター。
兵庫県生まれ、在住。